「僕の地球を守って」はやはり名作

少女漫画の名作「僕の地球を守って」は、私のお気に入りです。

生まれ変わりと輪廻転生、過去の自分の行動を夢で見てどんどん思い出していく…。

これだけだとSF漫画ですが、それだけではありません!

過去の仲間との恋愛、複雑な家庭環境や思い出したくない過去の自分の行動などがとても面白いです。

主人公のありすと小学生の輪くん。

9歳の年の差ですがこれも過去の因縁で9歳も離れてしまったのです。

現在の仲間との関係も記憶が戻るたびにどんどん変わっていきます。

特にこのお話の黒幕であり、一番の被害者の輪くんのかっこよさは小学生だということを忘れて夢中になりました。

小学生なのに大人の記憶を持ってしまったので見た目に似合わない大人びた行動をします。

仲間をこっそり脅して操ったり、そうかと思うとありすに不安を吐露したり…。

何回も読み返しましたが年を取ってから改めて読むと輪くんがかわいそうで本当に切なくなります。

普通の少女漫画のようにデートシーンや壁ドンなんてほとんどありません。

超能力バトルは途中に入ります!少女漫画なのに!

でも現在のありすと輪くんのお互いを思う気持ちとか、過去の木蓮と紫苑の悲しい気持ちのすれ違いなどは読んでいると感情移入して本当に辛くなります。

それぞれの気持ちがうまく伝わらず、愛されてないとお互いに感じながら過去の木蓮と紫苑は亡くなってしまった…変えられない過去ですが本当にかわいそうです。

過去にとらわれず生きたい、とそれぞれがそう思いながら生きています。

それでも夢で見る過去に飲み込まれた輪くん。

そして、それを理解して助けようと頑張るありす!

最後の東京タワーでのありすは本当に成長した!と読者の私も思いました。

単行本21巻とちょっと長めですがまた、読み返したくなる!そんなお話です。